にきびの治療
尋常性ざ瘡(ニキビ)の治療
ニキビには思春期男女にできる「若年層ざ瘡」と20歳以降にできる「成人ざ瘡」があります。
1.臨床型
第1段階 面皰(コメド)
毛穴の出口が狭くなって皮脂がつまっている状態
第2段階 赤い丘疹
アクネ菌が増えて炎症をおこし皮膚が赤く盛り上がった状態
第3段階 膿疱
膿がたまった状態
2.なぜニキビの治療は必要か
第1にニキビあとを防ぐ
第2に心理的な悪影響を除く
3.原因
毛穴は皮脂がたまってできます。若年性ざ瘡は性ホルモンの活動が活発になってできます。
成人ざ瘡は、月経前、ストレス、皮膚のバリア機能の低下、乾燥肌、間違ったスキンケア、不規則な生活などでおこります。
4.治療
面皰に対して毛穴のつまりを取り除くお薬
- ディフェリンゲル・ベピオゲル・エピデュオゲル
赤い丘疹・膿瘍に対して、アクネ菌の増殖を抑え、炎症を抑えるお薬
- アクアチムクリーム/ローション・ダラシンTゲル・ゼビアックスローション
- ベピオゲル・ディフェリンゲル
- 抗生物質のみ薬
- 漢方薬のみ薬
よくなった状態を維持するお薬
- ディフェリンゲル・ベピオゲル
5.スキンケア
皮膚の状態に合う化粧品のサンプルをお渡しします。